週末に山形の友人に会いにいってきました。なぜだか,周りには山形出身の友達が多い。みんな、おっとりとしていて和みます。友達の母の山形名物「いも煮」は絶品。次の日は、早朝に起きて山寺に行きます。紅葉がとてもきれいでした。山寺には、山の木々と沢山の岩山に囲まれていて,仏教と自然が一体化していることを、肌で体験できる場所でした。岩には穴が空いていて、その昔は修行の場になっていたそう。
そうそう、山寺といえば 奥の細道。
「閑けさや岩にしみいる蝉の声」
松尾芭蕉が俳句を読んだ場所でもあります。今は、もちろん蝉のいない季節でしたが、「岩にしみいる」という意味が何となくわかる気がして、神聖な気持ちになりました。自然の中に入ると日常のあれこれを忘れてしまいます。