2011年11月2日

師匠からの手紙






最近少しずつ、お友達やお仕事仲間に遅ればせながら、出産のご報告メールを送っています。

昨日、私にヨーガを初めて教えてくださった師匠にもメールを出しました。
初めての師匠は、私の幼馴染のお母さんで、母の友人でもあります。
以前は神奈川県に住んでいましたが、いまは熱海に隠居中でなかなかお会いすることができません。師匠の娘さんとは、わりと近所に住んでいることもあり連絡は取り合っていたので、出産の報告は娘さんにだけして、師匠にはしていませんでした。

陽日の写真を添えたメールには返信がなく、もしかしてアドレス変わったかな?なんてのんきに過ごしていました。
数日後、お散歩から帰ってきて、郵便ポストをあけると、小さな小箱が配達されていました。
中をあけると、子供用の小さなとってもかわいいタイパンツとキャンドルが入っていて、とても達筆で悠々とした文字で書かれた絵ハガキとお手紙が入っていました。



「メールありがとう。
いっぱい涙がこぼれました。
娘にきいて、無事に産まれたことは知っていたけれど、
すぐにおめでとうと言いたかったけれど、
でも、本心は朋子から直に聞きたかったのよ。
だから、ずっと、いつか朋子から連絡が来るのを待っていました。
だから、メールをくれたことが、出産の嬉しさと同じぐらい嬉しかったです」

「おめでとう と ありがとう」


師匠からの手紙にはこのように書かれていました。(言い回しを変えて載せています)

震災後の問題についても、今子育てをしてるお母さんたちへの心遣いの言葉と、
原発の問題についてこれからの大人になる子供たちに対して、
「わたしたちは ごめんなさいを言い続け、責任としてできることをしていかなければなりません」
と書かれていました。

素直な言葉に、とっても心が揺さぶられ、
師匠のところでヨーガしていたころの景色を思い出しました。

あのときは、私も血気盛んな頃でしたら、それは、それは生意気で(笑)
誰かのために、何かをしたいとおせっかい心満載で、自分を大切にしていない私を
母のように見守っていてくださたんだなぁと、今になって気がつくことが多いのでした。

今日で陽日との生活も3カ月目を迎えました。
すっかり首もすわり、よくお話しをするようになりました。
寝返りも未熟ですが、なかなかのものです。
いただいたタイパンツがはける頃には、熱海に遊びに行きたいと思いました。

神様は、必要な時に必ず贈り物を届けてくれますね。