ホワートターラーのポスターをココロネ玄関に飾ってみました。
これは、ながくにダラムサラで活動されていた馬場崎研二さんが描かれたタンカです。観音菩薩がいくら自分が修行しても衆生の苦しみは全然減らないのを見て、2粒の慈悲の涙をこぼした。右眼からの涙からホワイトターラーが生まれ、左目からはグリーンターラーが生まれたと言われています。
この菩薩は七つの目があり(両眼、額、両手、両足)、その目で観音菩薩と供に全ての命あるものを苦しみから救うとされる、慈悲深く長寿・健康の菩薩としてチベットでは大変人気があります。
こちらは、やよいちゃんが書いたグリーンターラー。緑の肌の多羅菩薩。
右足を一歩踏み出しているのが特徴で、それは今にも衆生を救済に向かおうとする様子を表しています。 顔つきが本人そっくりなのが,印象的でした。それにしてもよく描けていますね。
チベットに行ったとき、ノルブリンカの壁中にホワイトターラーのタンカが飾られていて、思わず涙があふれてきた経験がありました。宗教的なことに疎かった私でしたが、それからはやたら気になるようになって、不思議なご縁ができました。