ただいま。
リンパ節へ転移もなく
無事に退院することができました。
入院前から退院後までお見舞いから沢山の応援のメールをいただき
本当にありがとうございました。
摘出部分も乳房の1/5と少なく済み、左右差もほとんどない!?
腕もお顔もハンサムな主治医に感謝ですね。
入院の1ヶ月半前辺りから皆さんに告知し始めて、
入院直前まで皆さんと過ごした時間は
私にとって実りの多い時間でした。
入院した先は新宿副都心の夜景のキレイな病院。
15階の窓際ベットを用意していただいた私は
こんな時まで、なんてラッキーなんだろうと毎晩の夜景を楽しみました。
同じ病室には、
抗がん剤治療の副作用で髪の毛も眉毛も抜けて
胸もリンパ節も全摘出している乳がんの女性達ばかり。
それでも笑顔で私の病状を心配してくれたり
励ましてくれたりする彼女達の明るい笑顔の裏側には
どれだけの涙が隠されているのだろうかと思ったら
自分の病状や手術への不安は吹き飛んでしまいました。
そのような状況のおかげで、
髪の毛も胸もある自分に満足して
穏やかな心情で手術台にあがることができました。
麻酔がかかりモヤモヤとした意識の中で
数ヶ月前に行ったチベットの
マナサロワール湖の水面が光り輝いている情景が見えました。
そして意識がなくなり、
「転移なかったよ、よかったね」
と医師や看護師さんのあたたかい笑顔のなかで目を覚ましました。
呼吸をひと呼吸する度にカラダが回復していくのがわかり、
ご飯を噛み締めて食べるほどにカラダが元気になるのがわかります。
カラダの声を聞くってこういうことだったのね・・・と
毎日が発見と感動の連続です。
cocoroyogaというぐらいに心のことを大切にしてきたのだけれども、
心って背伸びしやすいというか、
ああなりたい・こうなりたいとエゴの塊だったりするので
本心を封じ込めてしまう可能性があるのかもしれませんね。
その分、
カラダの声って自分の身の丈にあった声や本心だったりする。
例えば、チョコレート食べ過ぎてニキビができたら、
カラダは正直に教えてくれている。
でも、ココロは食べたい!という欲求に暴走して
カラダの声を無視するでしょう。
そういうことの繰り返しで私の腫瘍もできたんだろうなと思っています。
だから,
カラダの声を聞くことを大切にして身の丈にあった生活をしよう。
そして、
ヨーガで心身を鍛えて身の丈を少しずつ伸ばしていこう。
これが私の目標です。
私の右胸からコロンと
「こだわり」が取れて今日の秋晴れのようなスッキリとした気分。
病んでいるときって、
言葉にならない人の気持ちがよく伝わってくるものです。
一人だったら乗りきれなかったと思う。
みんな、ありがとう。
感謝しています。
昨日、摘出した腫瘍の病理診断を聞きに病院に行ってきました。
腫瘍は悪性でしたが、
転移性がないので化学療法もしなくてOKとのこと・・ふぅ。
ただ、乳房温存手術をしたので
年内は放射線治療を行うかもしれません。
放射線療法は5週間毎日病院に通って放射線を患部に当てますから、
時間変更などで皆さんにご協力をお願いするかもしれません。
その時は、どうぞよろしくおねがいしますね。
それでは来週のクラスでお会いしましょう!
※皆様からのメールを毎日少しずつ返信していますが、
右腕の調子によって長い時間PCができないこともあり
返信に時間がかかってます、ごめんなさい。
もうしばらくお待ちくださいね。