最近、宅配便のお兄さんに会うのがとても楽しみです。
数年前は、始めたばかりの新人さんで、目も合わせないし、笑顔もないし、
再配達の連絡をしても出ない!!!と腹を立てていました。
やりたくもない仕事を嫌々やってる感じが表れていて、
荷物を受け取るこちらも、なんとも言えない嫌な気持ちになることも。
それからしばらく間が空いて、多分1年ぐらい経ったと思います。
ピンポンとチャイムがなり扉を開けると、久々にその宅配のお兄さんが、
笑顔で「お届け物です」と立っていました。
それがまた驚くほどに柔らかい表情で、宅配の制服が板について、1人前の雰囲気が漂っていました。それから、わいわい騒いで荷物を受け取りに来た子供たちに何か言葉をかけてくれて。ただそれだけなのですが、とても幸せな気持ちになりました。
きっと嫌々ながらやっていた仕事にやりがいを見つけたのかもしれません。
それから、たまにそのお兄さんが荷物を届けてくれると、嬉しくなって、なぜか私までやる気をもらうのです。
そんなことが、他でもあって、
次男が通っている小児科の先生が、1年前は新米の先生で私や息子の顔もみずPCと向き合っていたのに、1年ぶりにお会いしたら、柔らかい表情でこちらを見てしっかりと話してくれるようになっていました。じっとしていられない次男にも優しい言葉をかけてくれて。
人は経験を通して成長していくことは、頭でわかっていても
なかなか家族以外の人間関係では、そうは思えないことがあったのですが、
こんな出来事が重なると、長い目線でお付き合いしていきたいなと思いました。
以外にトンガっている人ほど、変わりようが面白い。
きっと、今の私が思っているように、
誰かも私のことを見守っていてくれているのかもしれませんね。
それにしても、お荷物お届けで、受け取り主の気持ちを前向きにさせるなんて、
なかなか素敵なお仕事ですよね。