2009年8月12日

ヨーガ療法のこと

リラックスの大切さ・・・自律神経の作用

自律神経は、私たちが行きていく上で執拗不可欠な内蔵の機能(呼吸・消化・代謝・分泌・体温調整・排泄・生殖など)の自立機能を常時調節しているとても大切な神経機構です。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、
交感神経はエネルギーを使って活動しているときに作動し、
副交感神経はエネルギーを貯蓄するときに働きます。
ヨーガでのリラックスは副交感神経が上手に働いているということ。
ストレスでイライラ、頭の中が考え事でいっぱいは交感神経優位ということ。

この表は、臓器と自律神経の作用効果を表したものです。
例えば、胃腸はストレスが多いと他のことにエネルギーを使うので、胃腸の動きが減少します。こうして色々な臓器で比べてみると、リラックスの大切さがよくわかりますね。

cocoroyogaではリラックスを貯金するヨーガ療法を指導していますが、
本当の癒しは貯金がたまった後に
みなさんの内側から湧き出てくるものなのだなぁと
シャーヴァ・アーサナや瞑想する皆さんの後ろ姿を見て思う今日この頃です。
リラックスは癒しの森の入り口なのでしょうね。