人との関わり方を見つめてみましょう。
「大賢(たいけん)は愚(ぐ)なるが如し」ということわざがあります。
非常に賢い人は、自分の智慧をひけらかすようなことはしないから、一見愚かに見えるという意味です。
これまで乗り越えてきた体験や自信のあること、
または今勉強中のことを思い出してみましょう。
そのことを人に話したことがあれば、その時のことを思い出します。
また、話したいと思っている気持ちがあれば、それも見つめてみます。
自分が積み重ねてきた智慧を人に伝える時、
その裏側には、どのような気持ちが隠されているでしょうか。
分かち合いたいとか、自慢したいとか、認められたいとか、
いろいろな気持ちに気づいてみましょう。
見たくないことにも気づくかもしれません。
でも、どんな気持ちも、自分の大切な一部です。
自分にもこんな一面があるんだなと、認めていくように心がけてみましょう。