『いま僕は見てたんだけど、自転車が倒れてても誰も戻そうとしないで通り過ぎていく。いま、あなたの横の男性も耳を大きくして僕たちの会話を盗み聴きしてるよ。僕は日本人がキライ。というか僕は悲しい。』
2人で信号を渡り切ると、『じゃ』と言って走り去って行きました。
えー!行っちゃうのー?
残された私は、ちょっとやり場のない悲しさが残りモヤモヤとしながら、確かにインド人は人懐こいし、特に東京の人は冷たいなぁと思いつつ、自分も同化してることに反省。
この気持ち、どうしよう、、、。
で、インド仲間?の友達にことの次第をmailしましたら、『インド人は人懐こいからね。でもさっき友達がインドで全財産盗まれたってメールあったよ(笑)』と返信がありました。
たしかに。インド人ってよく人を騙します。
ちょっと気持ちが晴れたところで、サイトを見たインドでヨガを学んでいる人からヨーガ療法についての問い合わせのメールが入ってきました。
そんなインドな1日。
小学校六年生の時に宮崎駿の風の谷のナウシカが上映され、母に頼んで映画館に連れてってもらいました。いたく感動して、自分もナウシカみたいになりたいと熱く思っていた小学生の時代。いつの頃からか、人を助けることにちょっとした勇気がいるようになっていました。いつの頃からか人との関わりより自分の時間を大切にするように変わってきたように思いました。
翌日、小学生が道で喧嘩なのか、ちょっとしたイジメなのか、男の子が男の子に乗りかかって羽交い締めにしていました。通りかかったおじさんが『おい!なにやってんだ!』と叱り睨んでました。
ナウシカまでいかなくても、勇気ださなくても、見知らぬ人にも手助けできるようになりたいものです。子供たちにそう教育するのですから、まずは自分からですね。