2012年6月7日

35年ぶりに…

先日、3歳の時に生き別れた父に会いました。

育ての父に申し訳ない気持ちがあったので、この先も会わないでいようと思っていました。転居していて連絡先もわからずでしたし。でも、昨年の今ごろに参加した米子集中内観でお世話になった秀子先生の「会ってみたら?お父さんも会いたいだろうに…」という一言から、気持ちが揺れはじめて、なんとなくインターネットで検索してみたら、手元にある写真とはずいぶん違うけれど、同姓同名のおじさんの写真を見つけました。あ、お父さんだ!
半信半疑だけど、絶対そうにちがいない…

勤め先の電話番号が載っていたので、緊張しながらなんどか連絡をしてみましたが、いつも留守でした。

これは、ちょうど昨年の臨月の時のお話。いまは出産に集中して、焦らず落ち着いたら連絡しようと思い一年がたちました。

不思議なタイミングで母と父との共通の友人から母のところに連絡がきて、話の流れで、その人が父に連絡を取ってくれることになりました。

それから一ヶ月後、父と連絡がとれて、昨日再会することができました。

なんども なんども 父に「ともちゃん」と呼ばれるたびに記憶がよみがえり、未完成だった自分の一部が仕上がっていくのを感じ、ただそばにいるだけで、とても幸せでした。たわいのない会話が、とても幸せでした。父の気持ちも手をとるように伝わってきて、悲しさや苦しさも一緒に味わいました。

こうして振り返ってみると、去年ではなく、親の立場になった今に再会ができて、ほんとうによかったと思います。

この先も思う通りにいかないことはあると思いますが、タイミングは全て神様が決めてくださるからお任せしてやっていこうと思いました。
でも、やっぱりスイッチは自分で見つけて勇気を出して自分でおさなくてはいけない。歯車が回り出したら結果はお任せする。

木村先生曰く、人事を尽くして天命をまつ ですね。
こんどはハルヒも一緒に会いに行ってきます!